なんとなく話しをしていくお客様はたくさんいらっしゃいます。
話したから何か変わるわけでもなく、解決策が浮かぶわけでもないけれど、なんとなく話します。
なんとなく。
わたしもなんとなく聞いています。
そうこうして、一緒に笑っている頃には、なにを話していたか忘れたりします。
笑い流すっていうのも、巡りよく暮らすコツだと思っています。
笑わない状態をイメージすると、体は冷えてそうだし、背中も硬く張ってそうだし、顔色良くなさそうだし。
もし目の前の人が「何がおもしろいんですか?」とか言ってたりしたら、この人くたびれているんだわ、と思って背中をさすってあげましょう。
まあ、とてもつまらないことを言ってしまっている場合は別ですが。
トリートメントが終わった後、お客様の呼吸の様子で、だいたいわかります。
どんな風に感じられたか、とか、リラックスしていただけたか、とか。
また時間が経過してからの感想というのとは違うけれど、トリートメント中の、この一時、ご満足いただけたかどうか。
緊張しているのではなくて、きちんと緊張感を持って。
思っているような形になるように、イメージを持って動いています。
横になったからといって、疲れがとれるわけではない。
家の為に、家族の為に、ずーっと頑張り続けていたから、からだのというか、気持ちの休め方を忘れてしまった。
人の手って良いわねー
あったかいのねー
母の日、お客様の家。娘さんからの依頼。
「お母さんの為に来てもらえますか?」
おじゃまして、背中を撫でるみたいな軽いトリートメント。
丁寧に。
優しく優しく。
背中から、漬け物石下したみたい(笑)
と、お母さん。
それは、よかった(笑)
今週は、母の日の予約がまだまだ続きます。
そして来週も続きます。