トリートメントが終わった後、お客様の呼吸の様子で、だいたいわかります。
どんな風に感じられたか、とか、リラックスしていただけたか、とか。
また時間が経過してからの感想というのとは違うけれど、トリートメント中の、この一時、ご満足いただけたかどうか。
緊張しているのではなくて、きちんと緊張感を持って。
思っているような形になるように、イメージを持って動いています。
横になったからといって、疲れがとれるわけではない。
家の為に、家族の為に、ずーっと頑張り続けていたから、からだのというか、気持ちの休め方を忘れてしまった。
人の手って良いわねー
あったかいのねー
母の日、お客様の家。娘さんからの依頼。
「お母さんの為に来てもらえますか?」
おじゃまして、背中を撫でるみたいな軽いトリートメント。
丁寧に。
優しく優しく。
背中から、漬け物石下したみたい(笑)
と、お母さん。
それは、よかった(笑)
今週は、母の日の予約がまだまだ続きます。
そして来週も続きます。
たぶんアロマテラピーに興味はない。
ましてオイルトリートメントにも興味はないと思う。
けれど、月一くらいでいらっしゃいます。
若い人を(そんなに若くないけど)応援しようと思って足を運んでくださっているのでしょう。
そういうお客様方がいらっしゃいます。
比較的順調に予約は入ってくるけれど
こんな田舎でアロマテラピートリートメントなんて、どこをターゲットにしているんだ!マーケティングとかどうなっているんだ!
考えなしで始めたのか!過去の自分!
いつも順調にいくとは限らないだろう、という思いが頭をよぎります。
そういう時に限って、こういう予約が入ります。
穏やかにやって来て、トリートメントを受けて、
こちらが胸の奥にしまっている不安を読み取るように、
優しい眼差しで、
「慌てなさんな、焦りなさんな(慌てないで、焦らないで)」
と言って帰ったりします。
あっ。。。
なんか、もう、最敬礼でお見送りです。
どうもありがとうございました。